どこが居心地がいいかな、、と蚕たちは、それぞれ自分の気に入った場所をみつけ繭を作り始めます。
糸を吐き始めて１日～２日で繭は完成します。

これはすみれ組で育てていた蚕の繭です。

繭から糸をとることにしました。でも、繭の中にはまだ命があります。糸をとるためにはその命をいただかなければなりません。
繭は生糸になったり、薬になったり、人間の生活の役に立つことを子どもたちに再び伝え、私たちはいろんな命によって生かされていることもみんなで考えました。
それから糸とりをしました。

これは糸とりの様子です。

糸をとった後みんなで園庭にさなぎのお墓をつくりました。

ひとつの繭から4.4ｍの糸がとれました。
早速、お人形のほころびを縫うことに使いました。
蚕を飼ったこの２ヵ月の間に、生き物を大切に育てる事、蚕の成長過程と共にどんな生き物なのかを知る事、命について考える事を経験しました。