メ―コは２０１８年８月にやって来ました。メ―コは５月生まれでやってきた時はまだ３か月の赤ちゃんでした。
こんなに小さかったんですよ。

５年半、この幼稚園で過ごし、今ではこんなに大きくなりました。

「お家から持ってきたよ」と子どもたちはよくメ―コに野菜を持ってきてくれました。

外遊びの時はいつも誰かがメ―コの近くにいました。

メ―コは、４月の入園当初まだ幼稚園に慣れなくて泣いている子どもたちを笑顔にしてくれました。

そんなメ―コがお嫁入でいなくなることを子どもたちに話すと、年長さんはさよならする前にメ―コと一緒にお弁当を食べたい。」ということで、お別れの前日にメ―コの近くでお弁当を食べました。
メ―コのデザートにとリンゴの皮や野菜を持ってきていたお友だちもいました。

お別れの朝はさよならのお手紙を書きました。
「メ―コ、けっこん、おめでとう」「いままでありがとう」「げんきでね」「しあわせにね」が子どもたちがメ―コに贈った言葉でした。

園庭にみんなで集まってメ―コを見送りました。

實田さんが「大切にお世話します。」と子どもたちに話してくださいました。そして今年の５月にメ―コを幼稚園に連れてきて毛刈りをして下さるそうです。

この写真は實田さんの牧場です。敷地が100ヘクタールあるそうです。
淋しくて泣いていたお友だちもいましたが、これからメ―コはたくさんの羊と広い草原が広がるこの牧場で過ごします。
きっと幸せに暮らすことと思います。

メ―コ、今までありがとう。元気でね。
また５月に会いましう。